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東北電力、佐渡島で太陽光電気の「お預かりサービス」

2019/11/29 19:28
工藤宗介=技術ライター
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 東北電力は11月27日、新潟県および佐渡市と協力し、佐渡島において家庭用太陽光発電と、複数の顧客が仮想的に使用できる「共有蓄電池」を組み合わせた「電気お預かりサービス」に向けた実証を開始すると発表した。期間は2021年3月31日まで。

 佐渡島内で自宅に太陽光発電設備を設置するモニター顧客を募集し、宅内に発電量や使用量などを計測する電力センターを取り付けて計測値をブロックチェーン技術で記録する。モニター顧客には、家庭用蓄電池に関するアドバイスや電力の見える化サービスを無償で提供する。

実証の概要
(出所:東北電力)
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 ブロックチェーンに記録された計測値を用いて島内に設置する蓄電池の充放電制御を行い、仮想的に電力を受け渡しすることで電力の計測情報を用いた蓄電池の遠隔制御手法や、共有蓄電池を用いた「電力お預かりサービス」や地域での蓄電池シェアリングなど将来の新たなエネルギーサービスの可能性について検討する。

 新潟県と東北電力は、エネルギーの有効利用や環境負荷の軽減などに関する包括連携協定を2月に締結した。今回の取り組みもその一環で、再生可能エネルギーの有効活用、蓄電池の高付加価値化などの新たなビジネスモデルの構築、新潟県の「自然エネルギーの島構想」の実現につながるとしている。

モニター顧客の宅内イメージ
(出所:東北電力)
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