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パシフィコ・エナジー、290億円規模の太陽光ファンド組成

合計216MWで構成、1件目は栃木県塩谷町の35MW

2019/12/02 21:06
工藤宗介=技術ライター
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鬼怒川森林太陽光発電事業所
(出所:パシフィコ・エナジー)
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 パシフィコ・エナジー(東京都港区)は11月28日、太陽光発電事業向けの第2号ファンド(ファンドII)を組成したと発表した。太陽光発電所5件・合計216MWで構成される予定で、1回目のクロージングとして栃木県塩谷町の太陽光発電所1件を取得した。その他4件は2020年に順次取得する予定。

 野村証券とゴールドマン・サックス証券が同ファンドの私募の取り扱いを行い、国内機関投資家から290億円のコミットメントを得た。法律顧問は、べーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)が務める。パシフィコ・エナジーは、対象とする発電所全案件に対してアセットマネジメント業務を提供する。運用期間は組成日から21年間。

 1件目の「鬼怒川森林太陽光発電事業所」は、出力約35.1MWで、2018年5月に売電を開始した。太陽光パネルは中国インリーソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 パシフィコ・エナジーは、2017年9月に太陽光発電事業向けの第1号ファンド(ファンドI)を組成した。太陽光発電所5件・合計100MW超で構成され出資額は155億円。現時点で当初の目標利回りを上回るパフォーマンスを実現している。ファンドIとIIの合計で年間16万tのCO2排出量削減効果が見込まれる。

 今後も自社開発案件および外部から取得する案件で構成する再エネファンドを引き続き組成していく。今後2年間で既存ファンド案件も含めて1GW超、総投資額は1500億円に達する見込み。

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