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北陸電力、再エネへの出力制御を準備、事業者に通知

2019/12/11 00:21
工藤宗介=技術ライター
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太陽光発電の導入状況
(出所:北陸電力)
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風力発電の導入状況
(出所:北陸電力)
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 北陸電力は12月9日、北陸エリアにおける再生可能エネルギー発電設備の導入量が増加し、発電事業者へ出力制御に向けた準備を進めるよう通知すると発表した。具体的な対応内容については、準備が整い次第、対象発電事業者に対して書面送付などで個別に通知する。

 2019年9月末時点の北陸エリアにおける太陽光と風力発電設備の接続済み設置量は、太陽光発電が99万kW、風力発電が16万kWの合計115万kWになる。また、2019年度の5月大型連休では、太陽光と風力発電の合計出力が最大でエリア需要の約40%に達したという。

 同社では、「優先給電ルール」に基づき、火力発電の出力制御や揚水発電の運転、地域間連系線を活用した広域的な系統運用などにより需給バランスの維持を行っているが、なお供給力が需要を上回る場合は、電力の安定供給を維持するために再エネ発電の出力制御を行う必要があるとしている。

同社は「現時点で直ちに出力制御が必要となる受給状況ではない」としているが、出力制御の準備には相応の準備期間が必要と想定されることから今回、各発電事業者へ通知することにしたという。

 制御対象は、太陽光発電では旧ルール(契約申込受付日が2015年1月25日まで)の出力500kW以上、新ルール(2015年3月31日まで)の出力50kW以上、同(2017年1月23日まで)の出力10kW以上が年間最大で360時間。指定ルール(2017年1月24日以降)の出力10kW以上が無制限。なお、主に家庭用に設置される出力10kW未満の太陽光発電設備は、当面は対象外とする。

 また、風力発電では旧ルール(2015年1月25日まで)の出力500kW以上が年間30日。新ルール(2017年9月18日まで)の20kW以上、同(2019年2月6日まで)が年間最大で720時間。指定ルール(2019年2月6日以降)が無制限となる。

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