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豊田通商とユーラス、エジプトに260MWの風力を稼働

2019/12/12 14:24
工藤宗介=技術ライター
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ガルフ・エル・ゼイト地区に建設した風力発電所
(出所:豊田通商)
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 豊田通商と同社グループ企業で風力・太陽光発電事業を手掛けるユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)は12月6日、エジプトで建設を進めていた出力262.5MWの風力発電設備が10月31日から商業運転を開始し、12月5日に竣工式を開催したと発表した。

 同国の風力発電では初のIPP事業になる。年間を通じて風況の良いスエズ湾沿いのガルフ・エル・ゼイト(Gulf of El Zayt)地区に、定格出力2.1MWの風車を125基設置した。風力発電設備はスペイン・シーメンスガメサ製を採用した。

 豊田通商グループと仏Engie、エジプトOrascom Constructionが設立したRas Ghareb Wind Energyが事業会社となり、今後20年間にわたって同発電所を保有・運営し、エジプト送電公社向けに売電する。Ras Ghareb Wind Energyへの出資比率は、Engie40%、豊田通商30%、ユーラスエナジー10%、Orascom Construction20%となる。

 ユーラスエナジーは、風力発電を中心に、国内外で多数の再生可能エネルギー発電プロジェクトを手掛ける。国内では合計約1.04GWの再エネ発電所を操業中で、ほかに34.5MWを建設中としている。海外では、今回のエジプトのほか、アジア・オセアニアで合計232MW、米州で合計566.9MW、欧州で約1.02GWを操業中。

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