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「太陽光+蓄電池」、AI制御で自家消費率を向上

2019/12/27 19:25
工藤宗介=技術ライター
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電気代削減のイメージ
(出所:NTTスマイルエナジー)
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 NTTスマイルエナジー(大阪市)は12月24日、太陽光発電と蓄電池の自家消費率を確認できるサービス「ちくでんエコめがね」に、AI(人工知能)による蓄電池制御機能を追加したと発表した。「電気代抑制機能」「気象警報に連動した充電機能」により、蓄電池の最適な利用を支援する。

 電気代抑制機能では、顧客の過去の発電量・消費電力量や日射量データを活用し、AIで翌日の発電量と消費電力量を予測する。エコめがねで蓄積した5万件以上の発電量データなどを活用し、予測精度を高めた。

 夕方から夜にかけての電気代が高い時間帯に太陽光から蓄電池に充電した電気を優先的に使用し、深夜など電気代が安い時間帯に蓄電池を充電することで電気代を抑制する。

 気象警報に連動した充電機能では、気象警報における「特別警報」「警報」が発令された場合、蓄電池を制御して最優先で充電を開始し、継続的に充電を行うことで満充電を維持。これにより、停電時に蓄電池を最大限に活用できるように備える。

 AI制御は、オムロン製および長州産業製の主な蓄電池に対応する。今後、随時対応する機種を追加する予定。また、蓄電池のほかヒートポンプ給湯機(エコキュート)など制御対象機器を拡大することで、太陽光の更なる効率的な利用で電気代を削減する。

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