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日本海ガス、ショールームに「太陽光+蓄電池」、自家消費と非常時対応

2019/12/27 20:24
工藤宗介=技術ライター
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日本海ガスのショールーム「Prego」
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Pregoに設置した自家消費型の太陽光設備
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Pregoのリチウムイオン蓄電池ユニット
(出所:日本海ガス)
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 日本海ガス(富山市)は、ショールーム「Prego」に出力11.7kWの自家消費型太陽光発電設備および容量11.2kWhのリチウムイオン蓄電池ユニットを設置し、12月17日から運用を開始した。低炭素化に加えて、災害時の避難場所としても活用し地域のレジリエンス向上を推進する。

 太陽光発電で発電した電気はすべて自家消費し、購入電力量を削減することで年間5.41tのCO2排出量を削減する。また、停電かつ太陽光が発電しない状況でも、蓄電池から館内の防災エリアに1日以上電力を供給できる。防災エリアでは、LED照明が使用できるほか、非常用コンセントからスマートフォンなどを充電できる。

 環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金「地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業」に県内民間事業者として初めて採択された。同補助金は、地域の防災拠点に再エネ設備・蓄電池などを導入し、災害時のエネルギー供給と平常時のCO2排出削減を同時に実現する事業を対象とする。

 同ショールームは、富山市の災害時等協力事業所登録制度に基づき災害時の一時避難場所に登録されており、災害時には地域住民を1日~数日受け入れる。今回設置した太陽光発電・蓄電池設備のほか、既存設備としてガスによるコージェネレーション(熱電併給)設備と電源自立型空調GHP(ガスヒートポンプエアコン)を備える。

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