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福島送電が事業開始、1月に7メガソーラー接続、東電と連系

2020/01/08 08:30
工藤宗介=技術ライター
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事業のイメージ
(出所:福島送電)
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 福島送電(福島市)は1月6日、電気事業法の規定に基づく送電事業を同日開始したと発表した。1月7日以降、新設の太陽光発電所と順次接続する予定。

 同社は、東日本大震災および福島第一原発事故からの復興を目指す「福島イノベーション・コースト構想」「福島新エネ社会構想」に基づく再生可能エネルギー導入拡大に向けて、共用送電線の建設・運営を行う事業会社として2017年3月に設立された。

 出資会社は、福島発電(39.23%) 東京電力ホールディングス(37.69%)、東邦銀行(11.54%) 福島商事(11.54%)となる。最大出資者の福島発電は、福島県と県内市町村、金融機関などが出資して設立した再エネ発電事業会社。

 福島送電は、現在、関係行政機関などの協力により、福島県沿岸部と阿武隈山地の2ルートで総延長80kmの共用送電線網の設計・建設工事を進めている。今回、設備の一部竣工を受け、新設太陽光発電所と接続して運用を開始する。

 1月には7カ所の太陽光発電所に接続する予定で、最大受電電力は131MW、共用送電線の運用延長は44kmになる。また、2月に1カ所(27MW)、3月に2カ所(32MW)、4月以降に1カ所(45MW)の太陽光発電所を接続する計画。

 さらに、2021年以降には9カ所の風力発電所(360MW)の接続を進めていく。最大受電電力は596MW、共用送電線運用延長は80kmになる見通し。なお、共用送電線網は東京電力パワーグリッドに連系接続する。

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