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大船渡市で75MWのバイオマス発電、燃料は輸入ヤシ殻

2020/01/08 23:21
工藤宗介=技術ライター
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大船渡バイオマス発電所
(出所:太平洋セメント)
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 太平洋セメントとイーレックスが共同出資する大船渡発電(岩手県大船渡市)は、太平洋セメントの大船渡工場内に「大船渡バイオマス発電所」を建設し、1月1日から営業運転を開始した。

 発電設備に循環流動層ボイラーと再熱式蒸気タービンを採用した。定格出力は75MW、年間発電量は一般家庭約11万9000世帯分に相当する約52万MWhを見込んでいる。また、CO2削減効果は年間約30万8000tになる。

 燃料は、主にインドネシアおよびマレーシア産のパームヤシ柄(PKS)を用いる。今後20年間に渡って運転する計画で、イーレックスに全量を売電する。固定価格買取制度(FIT)の売電単価は24円/kWh。

 発電設備のメーカーは非公表、EPC(設計・調達・施工)サービスはJFEエンジニアリングが担当した。事業主体である大船渡発電は、太平洋セメントが65%、イーレックスが35%出資し、2016年8月に設立した。

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