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リコーが中国に新工場、900kWの太陽光発電や太陽熱利用

2020/01/11 01:31
工藤宗介=技術ライター
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Ricoh Manufacturing(China)
(出所:リコー)
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 リコーグループのオフィス用プリンターの生産会社「Ricoh Manufacturing (China)の新工場が今年4月から稼働。太陽光パネルを備える。1月9日にリコーが発表した。この生産会社は、2017年11月に中国の広東省東莞市に設立された。

 CO2削減に取り組む同社グループの環境最先端工場として、太陽光発電設備などの環境設備を積極的に備え、中国環境認証最高位「緑色建築3ツ星」の設計認証を取得する予定。

 太陽光発電設備の出力は900kW、年間発電量は104万kWhを見込む。発電した電力は自家消費する。このほかにも、置換換気・空調システム、自然採光・自動換気、人感センサー照明、Low-Eガラス、太陽熱を利用した給湯などの設備を導入する。

 同社グループにおけるプリンターや複合機などのグローバルでの生産拠点として、IoTによる販売・製造データの活用、ロボットや自動化設備の導入などにより「デジタルマニュファクチャリング」を推進する。これまで消費地拠点で行っていたカスタマイズ生産を高効率に行い、顧客先での稼働データと製造データを一元管理することで、機器の稼働時における品質向上を目指す。

 新工場の生産開始に伴い、中国国内の生産拠点を再編し、2020年春にはRicoh Asia Industry(Shenzhen)を、2020年秋にはRicoh Components & Products(Shenzhen)の操業を終了する。また、アジア地域の量産拠点であるタイ・ラヨーン県のRicoh Manufacturing(Thailand)と連携した主要複合機の並行生産を強化し、部品の共通化や最適なサプライチェーンの構築を進めていく。

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