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ジンコ、釧路の蓄電池併設メガソーラーに太陽光パネル供給

2020/01/21 01:28
工藤宗介=技術ライター
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蓄電池システムとTMEIC製パワーコンディショナー
(出所:日経BP)
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 ジンコソーラーは1月7日、東急不動産などが開発を進めている北海道釧路町の蓄電池併設型メガソーラー(大規模太陽光発電所)「すずらん釧路町太陽光発電所(仮称)」に高効率太陽光パネルを提供すると発表した。同発電所は2019年度中に運転開始する予定。

 同発電所は、約163haの遊休地を活用し、出力約92MWの太陽光パネル、容量約25MWhのリチウムイオン蓄電池を設置する。蓄電池併設型の太陽光発電所として国内最大級の出力規模になる。初年の年間発電量は、一般家庭2万1300世帯分に相当する約1.05億kWhの見込み。

 東急不動産、三菱UFJリース(東京都千代田区)、日本グリーン電力開発(東京都千代田区)の3社が出資するSPC(特定目的会社)が事業主体となる。EPC(設計・調達・施工)は、富士電機が担当する。

 ジンコソーラーのハーフカットセル(発電素子)を採用した高効率太陽光パネル「Cheetah」は、優れた耐荷重性能と-40度から+85度までの範囲で安定した性能と出力を備え、低温や吹雪の北海道で安定した高出力を維持できるという。累計出荷台数は、18カ月間で10GWを超えた。

 東急不動産は2019年4月、北海道松前町に蓄電池システムを併設した風力発電設備「リエネ松前風力発電所」も運転を開始している。風力の定格出力は合計で40.8MW、併設した蓄電池システムの出力18MW。

 蓄電池は日本ガイシ製ナトリウム硫黄(NAS)電池、蓄電池用パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した(図)。

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