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宮城県で28.8MW、トリナのグループ企業がメガソーラー稼働

発電事業者はタイのバンブー系、パワコンはTMEIC

2020/01/21 13:50
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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太陽光パネル出力が約約28.8083MWの「大郷太陽光発電所」
(出所:トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー)
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 中国の太陽光パネル大手、トリナ・ソーラーの実質的な100%子会社で、日本国内で太陽光発電プロジェクトを手がけているトリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー(東京都港区)は1月16日、宮城県において、太陽光パネルの出力で約28.8MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が稼働したと発表した。

 2018年4月27日に着工し、2019年12月13日に運転を開始していた。

 同県黒川郡大郷町大松沢一ノ沢の山林だった土地を活用した「大郷太陽光発電所」で、トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジーがプロジェクト開発からEPC(設計・調達・施工)サービスの監理、稼働後の20年間のO&M(運用・保守)を担う。

 発電事業者は、タイ系のバンプージャパン(東京都千代田区)による特定目的会社(SPC)となる。

 年間発電量は、一般家庭約6504世帯の消費電力に相当する、約3138万6000kWhを見込んでいる。

 EPCサービスは、トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジーとともに、juwi(ユーイ)自然電力(東京都文京区)にも委託した(受注時の関連ニュース)。

 敷地面積は約51万3610m2で、トリナ・ソーラー製の太陽光パネル8万4112枚を並べた。

 パワーコンディショナー(PCS)は、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 トリナ・ソーラーによる太陽光発電プロジェクトの開発では、これまで世界で3GW以上が系統連系済みで、日本でも45カ所・合計約100MWが連系済みとなっている。日本ではこのほか、同約200MWの特別高圧送電線に連系する大型プロジェクトを建設中としている(関連ニュース:鳥取と宮城のそれぞれ出力14MW、関連インタビュー:ポストFIT、自家消費時代の太陽光プロジェクト会社の生きる道)。

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