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福島で44MWのメガソーラー稼働、JREと県内企業が共同開発

2020/01/21 19:11
工藤宗介=技術ライター
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西の郷ソーラーパーク
(出所:ジャパン・リニューアブル・エナジー)
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 福島県西郷村にジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京都港区)と県内企業が共同で開発したメガソーラー(大規模太陽光発電所)「西の郷ソーラーパーク」が竣工し、1月2日から運転を開始した。

 閉鎖したゴルフ場「西の郷カントリークラブ」跡地の約50haに太陽光パネル25万1520枚を設置した。太陽光パネルの出力は44.001MW、連系出力は29MWに達する。年間約1万3200世帯分の消費電力を賄うことができ、約2万6300tのCO2排出削減効果が見込まれる。

 18ホールのゴルフ場跡地にメガソーラーを建設する場合、通常は30MW程度の容量になることが多い。西の郷ソーラーパークでは、設置角を20度にして影の影響を減らし、アレイ間隔を狭くすることで、44MW分のパネル設置を実現した。

 発電した電力は固定価格買取制度(FIT)に基づき東北電力へ売電する。売電単価は非公表。東北電力の系統と連系する特別高圧の変電施設まで約19kmの距離を地下埋設で自営線を敷設した。

 太陽光パネルはソーラーフロンティア製、PCSは非公表。EPC(設計・調達・施工)サービスは日本コムシスが担当した。事業主体はJRE、一般財団法人ふくしま未来研究会(福島市)、信夫山福島電力(福島市)が共同出資する「合同会社西の郷ソーラーパーク」となる。

 JRE、ふくしま未来研究所、信夫山福島電力の3者は、2016年9月に福島の復興に向けた再エネ発電所の共同開発に関する合意書を締結した。西の郷ソーラーパークのほかにも、白河市に約70MWのメガソーラープロジェクト(2022年1月稼働予定)を進めている。

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