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丸紅、カタール初の太陽光事業に参画、800MW規模

2020/01/21 19:17
工藤宗介=技術ライター
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締結式の様子
(出所:Qatar General Electricity and Water Corporation)
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アル・カルサ太陽光発電所の完成予想図
(出所:丸紅)
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 丸紅は、カタール国における初のメガソーラー(大規模太陽光発電所)「アル・カルサ太陽光発電プロジェクト」に参画する。1月20日、同社が出資参画する特別目的会社(SPC)を通じ、同プロジェクトに関わる売電契約をカタール電力水公社(KAHRAMAA)と締結したと発表した。

 同プロジェクトは、丸紅が20.4%、仏Total Solar Internationalが19.6%、カタールSiraj Energyが60%出資する特別目的会社が、出力800MWのメガソーラーを建設し、保守・運転を行う。2022年4月に商業運転を開始する予定で、発電された電力をKAHRAMAAに25年間売電する。また、プロジェクトファイナンスの組成を検討している。

 丸紅は、再エネ電源の比率をネット発電容量ベースで2018年9月時点の約10%から、2023年までに約20%へ拡大することを目指している。中東地域では、出力1.177GWのアラブ首長国連邦・スワイハン太陽光発電プロジェクト(出資比率20%)と出力105MWのオマーン国・アミン太陽光発電プロジェクト(同50.1%)に出資参画しており、今回が同地域で3件目の大型太陽光事業となる。

 また、同社は、世界19カ国で持ち分容量11.5GW超の発電資源を保有する。2019年11月に発表した2019年度(2019年4月~2020年3月)の損益見通しによると、セグメント別では電力事業の純利益は300億円と、金属事業の590億円に次ぐ規模を見込んでいる。

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