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積水化学、国内4工場に自家消費型太陽光、合計3.3MW

2020/02/03 20:49
工藤宗介=技術ライター
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九州セキスイハイム工業
(出所:積水化学工業)
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中四国セキスイハイム工業
(出所:積水化学工業)
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 積水化学工業は1月31日、国内8カ所のグループ工場のうち4カ所に合計出力3.287MW自家消費型の太陽光発電設備を導入すると発表した。4工場の年間使用電力量の約37%にあたる年間約3100MWhを賄い、約1720tの温室効果ガス排出量および約4300万円の電気料金が削減できる見込み。

 2月3日までに、東北セキスイハイム工業(宮城県亘理町)では725kW、中四国セキスイハイム工業(岡山市)では636kW、九州セキスイハイム工業(佐賀県鳥栖市)では820kWの太陽光設備が稼働した。また2021年2月に、セキスイハイム工業関東事業所(茨城県笠間市)で1107kWの設備を導入する予定。

 太陽光パネルは4工場とも京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)は、東北セキスイハイム工業が中国ファーウェイ製、中四国セキスイハイム工業が中国ファーウェイおよびGSユアサ製、九州セキスイハイム工業が安川電機製、セキスイハイム工業関東事業所が中国ファーウェイ製を採用した。

 消費電力量に合わせて発電量を増減させる出力制御システムをPCSに導入し、系統への逆潮流を防ぎながら発電と消費の効率的なバランスを維持するという。また、九州セキスイハイム工業は容量57.6kWhの蓄電池を併設し、夜間・悪天候時も一定の電力を確保できる。災害時には充電スポットとして提供するほか、太陽光発電電力を使った炊き出しなど地域の防災拠点としての活用も検討する。

 積水化学グループは、環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプラン Accelerate」(2017~2019年度)において、温室効果ガスの排出量を2013年度比で6%削減を目標に掲げている。2013年度の実績は94.2万tで、これまで3.4万tの削減にめどをつけている。さらに、2030年度までに同26%削減を目指している。

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