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ウェザーニューズが高解像度の過去気象データ、再エネ発電量の分析に応用

2020/02/05 20:48
工藤宗介=技術ライター
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2019年12月11日11時における1kmメッシュの日射量データ
(出所:ウェザーニューズ)
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同時刻における20kmメッシュの日射量データ
(出所:ウェザーニューズ)
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 ウェザーニューズは2月4日、同社の気象観測網や全国のユーザーから収集した天気・体感情報を1kmメッシュ・1時間ごとに再解析した過去の気象データを提供すると発表した。エネルギー事業における電力需要や再生可能エネルギー電源の発電量を分析する用途のほか、小売業や農業、マーケティングなど幅広い目的に活用できる。

 同社は、全国約1万3000カ所の観測網から得られる気象データと、ユーザーから寄せられる1日約18万件の天気・体感情報を毎日の天気予報に活用している。今回、これらの気象データを再解析し、過去の天気の“正解値”としてまとめた。1kmメッシュの高解像度な気象データにより、従来より詳細で高度な分析が可能という。

 提供データは天気(12コード)、気温、降水量、湿度、気圧、風速、風向、体感(10ランク)、日射量。データ区分は全国、都道府県、政令指定都市または東京23区で、解像度は1km、500m,250m、125m。2018年1月1日から現在までを1カ月単位で提供する。

 近年、ディープラーニングなどAI(人工知能)を用いたデータ解析技術の発達に伴い、さまざまな分野でビッグデータの活用が進んでいる。特に天気は生活や行動に深く関わり、さまざまなビジネスに影響を及ぼしていることから、高解像度の気象データを活用することで利益の最大化や新たなビジネスチャンスの創出を期待できる。

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