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コスモ石油、CO2フリー電力プランで自社グループの風力から調達

2020/02/07 10:27
工藤宗介=技術ライター
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酒田港風力発電所
(出所:コスモエネルギーホールディングス)
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 コスモエネルギーグループのコスモ石油マーケティング(東京都港区)は、CO2フリー電力プラン「コスモでんきグリーン」の電源として、「酒田港風力発電所」の電力を購入し顧客に供給開始した。

 同プランは、再生可能エネルギー由来の環境価値を持つ。また、酒田港風力発電所は、2月1日からコスモエネルギーグループのコスモエコパワー(東京都品川区)が山形県酒田市で運営している。

 コスモでんきグリーンは、コスモ石油マーケティングが2019年12月に発表した。顧客の年間合計販売量相当以上の非化石証書を購入し、電気販売に合わせて使用することで、顧客は実質的に再エネ由来の環境価値を持つCO2排出量ゼロの電気を使用できる。また、売り上げの一部から同社がコスモ石油エコカード基金に契約者1人あたり500円の寄付金を毎年拠出することで環境保全活動を支援する。

 今回の酒田港風力発電所からの電力供給は、コスモでんきグリーン発表時に検討中としていた「コスモエコパワーが運営する風力発電所からの電源提供」の第1弾となる。コスモエコパワーは全国に179基、合計265.7MWの風力発電設備を運営している。

 同発電所は、出力1.5MWの風力発電設備(荏原フライデラー製)1基から構成され、2004年12月に運転を開始した。コスモでんきの小売電気事業者である総合エネルギー(東京都中央区)が同発電所の全発電電力を調達し、コスモでんきグリーンに組み込む。電力の由来を明らかとすることで、顧客が同プランで利用する電源の内容や意義をより理解しやすくすることを目指す。

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