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太陽光パネルごとに監視、芙蓉リースが東大発ベンチャーに出資

2020/02/12 21:27
工藤宗介=技術ライター
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PPLC-PV活用イメージ
(出所:芙蓉総合リース)
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 芙蓉総合リースは2月7日、東京大学発のベンチャー企業であるヒラソル・エナジー(東京都文京区)が実施する第三者割当増資を引き受け、同社の事業展開をサポートする資本業務協定を締結したと発表した。

 ヒラソル・エナジーは2017年2月に設立された。東京大学の研究成果である独自の電流型電力線通信技術の実用化を目指し、同技術を活用した太陽光発電設備の保守管理IoTプラットフォーム「PPLC-PV」の開発を手掛ける。

 PPLC-PVは、太陽光パネルごとにセンサーを設置し、太陽光発電設備の保守管理を行うシステム。電流・電圧・温度などのデータを収集・解析することで、パネル単位での稼働状況を把握できる。不具合や異常を遠隔から早期に発見・特定できるため、保守点検費用の低減や発電量の最大化につながるという。

 同社は東京大学が100%出資するベンチャーキャピタルである東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)が主催する起業プログラムの支援先に選定されており、芙蓉総合リースは同プログラムにコーポレートパートナーとして参加している。

 芙蓉リースグループは、2017~21年度の中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において「エネルギー・環境」を戦略分野のひとつと定め、太陽光発電事業の拡大、蓄電池ビジネスを手掛けるベンチャー企業への出資など、省エネ・脱炭素に質するビジネスを推進している。

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