東ガス、関東最大63MWのメガソーラー取得、FIT後は自社電源に

2020/02/17 19:28
工藤宗介=技術ライター
安中市太陽光発電所
(出所:東京ガス)
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 東京ガスの100%出資子会社であるプロミネットパワー(東京都港区)は2月12日、関東地方で最大規模となる、太陽光パネルの出力63.2MW、連系出力42.8MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「安中市太陽光発電所」を取得したと発表した。

 アジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッド(東京都港区)の運営してきた特別目的会社(SPC)安中ソーラー合同会社を通じて取得した。

 同メガソーラーは、群馬県安中市にあるゴルフ場建設予定地に建設したもので、1月に運転を開始した。事業区域136.98haのうち71.53haは森林を開発した。造成対象は約92.1haとなり、盛土と切土はそれぞれ327万7000m3に達する。また、総容量6万2770m3の調整池3基を設置した。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは東芝プラントシステム(横浜市)が担当した。太陽光パネルとパワーコンディショナー(PCS)の製造企業は非公表。

 同発電所の取得により、東京ガスの国内における再生可能エネルギーの運営規模は10万kW(100MW)を超えるという。固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了した後は自社電源としての活用を想定しており、年間約5.6万tのCO2削減に寄与する環境価値電源を顧客に供給する計画。

 東京ガスグループは、2019年11月に発表した中期経営計画「Compass2030」において、2030年における国内および海外での再エネ電源取扱量500万kW(5GW)の達成を目標に掲げている。