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エンビプロ傘下のリサイクル工場、第三者保有で自家消費太陽光

2020/02/19 19:11
金子憲治=日経BP 工藤宗介=技術ライター
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エコネコル解体工場に設置した太陽光発電設備
(出所:エンビプロHD)
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エコネコル解体工場に設置した太陽光発電設備
(出所:エンビプロHD)
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 エンビプロ・ホールディングス(エンビプロHD)は1月18日、同社100%子会社で産業廃棄物のリサイクル事業を手掛けるエコネコル(静岡県富士宮市)が自社解体工場の屋根に太陽光発電設備を設置したと発表した。

 太陽光パネルの出力は101.06kW。年間発電量は2018年度使用量の約16%に相当する10万9582kWhを見込み、これは年間CO2削減量57.37tに相当する。発電した電力は全量自家消費する。環境省の「2019年度(平成31年度)二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業)」の6号採択案件となった。

 横浜環境デザイン(横浜市)が施工を担当した。太陽光パネルは中国DMEGC製、パワーコンディショナー(PCS)は新電元工業製を採用した。また、エナジーソリューションズ製の出力制御装置を導入し逆潮流の発生を抑える。

 エンビプロHDグループのコンサルティング会社であるブライトイノベーション(東京都中央区)が太陽光発電設備を所有する第三者所有モデルを採用した。ブライトイノベーションが補助金の申請から、設置工事費用の初期投資、発電所の維持管理を行い、エコネコルが自家消費した電気料金をブライトイノベーションに支払う仕組み。

 エンビプロHDは、2018年7月にリサイクル業界としては初めてRE100に加盟し、2050年までに事業活動で消費する電力を100%再エネで賄うことを目標に掲げている。今回のエコネコル工場への太陽光発電設備の設置もその一環となる。

 エンビプロHDグループ全体における2019年6月時点の再エネ電力の割合は約17%。これまでに、しんえこ(長野県松本市)が運営するリサイクル施設が2019年4月から再エネ100%(FIT電力含む)の施設に転換したほか、東洋ゴムチップ(群馬県前橋市)が2019年5月から再エネ100%の工場となった。

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