岡山県と中国電力、県保有水力を活用した再エネプラン

2020/02/19 19:51
工藤宗介=技術ライター

 中国電力は2月13日、岡山県の保有する水力発電所を活用した電力プラン「おかやま水力電気活用プラン」を発表した。岡山県内の高圧契約の顧客を対象としたもので、地域経済の活性化と環境保全の推進に取り組む。4月から募集を開始し、7月から供給する予定。

 岡山県では18カ所の水力発電所を運営しており、うち固定価格買取制度(FIT)対象外となる14カ所で発電する電力を活用する。総出力は5万4510kW、総発電量は2.1億kWh。

 2種類の電気料金メニューを用意する。「おかやまCO2フリー電気」は、CO2排出量ゼロ、地産地消の料金メニューで、顧客は「地球温暖化対策の推進に関する法律」(温対法)の「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」において電気使用によるCO2排出量をゼロとして取り扱うことが可能。

 電気料金は、中国電力の一般的な電気料金メニューに一定額を加算する。電気料金の一部は岡山県の環境保全事業に利用され、同メニューに加入した顧客には認定書を交付する。

 「おかやま地域応援電気」は、2018年の豪雨災害に被災した企業や新規立地企業を対象に、中国電力の一般的な電気料金メニューから数%を割り引くことを検討している。なお、具体的な料金水準や募集要件などの詳細は、募集を開始する4月に改めて発表する。

「おかやま水力電気活用プラン」のイメージ
(出所:岡山県)
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「おかやま水力電気活用プラン」創設に係る協定締結式
(出所:岡山県)
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