出光、フィリピンで80MWのメガソーラー事業に参画

2020/02/19 23:45
工藤宗介=技術ライター
建設予定地の位置
(出所:出光興産)
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建設予定地の現在写真
(出所:出光興産)
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 出光興産は2月17日、フィリピン・ブラカン州で建設前段階のメガソーラー(大規模太陽光発電所)プロジェクト「PowerSource First Bulacan Solar」に参画すると発表した。同社にとってフィリピンの太陽光発電事業への参画は初めてとなる。

 同発電所の出力規模は80.9MWで、2020年中に商業運転を開始する予定。建設予定地であるブラカン市は、同国の電力需要の7割以上を占めるとされるルソン島の中部に位置し、マニラ首都圏に隣接している。発電された電力は、同国最大の電力会社であるマニラ電力(Manila Electric)が買い取る。

 現地の再エネ開発事業者であるPowerSource Group Developmentの子会社Power Source Energy Holdingsへの出資を通じて参画する。出資額・比率は非公表。同発電所は、PowerSourceのほか、マニラ電力のグループ会社Mgen Renewable Energy、シンガポールの再エネ開発会社Sunseap Internationalの子会社Sunseap Philippines Solar Holdingsが共同出資する。

 出光は、2019年11月に発表した中期経営計画で再エネ事業を成長事業の柱のひとつに位置付け、2030年までに国内外の再エネ総電源開発量を現行の20万kWから400万kWに拡大することを目標に掲げている。今後も、需要の伸長が期待される北米やアジア地域をターゲットとして、海外の発電所を開発する事業に積極的に参入していく。