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二本松市の地域新電力、初の太陽光発電所が稼働

2020/02/27 12:51
工藤宗介=技術ライター
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二本松市錦町二丁目発電所
(出所:二本松市)
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エネルギー地産地消のイメージ
(出所:二本松市)
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 福島県二本松市の地域新電力会社の設立準備会社「二本松ご当地エネルギーをみんなで考える(ゴチカン)」は、同社が運営する初の太陽光発電所「二本松市錦町二丁目発電所」を建設し、2月19日に竣工式を開催した。

 太陽光パネル出力は96.4kW、連系出力は49.5kWで、年間発電量は一般家庭1世帯分に相当する約10万kWhの見込み。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき東北電力に全量売電する。買取単価は18円/kWh。1月15日から系統連系を開始した。

 太陽光パネルは中国ジンコソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製を採用した。EPC(設計・調達・施工)サービスは、会津太陽光発電(福島県会津若松市)が担当した。建設費は約1500万円で、融資のほか市民から出資を募った。

 二本松市は、電力自給率100%となるエネルギーの地産地消を目指し、太陽光発電およびソーラーシェアリング(営農型太陽光)を積極的に推進している。ゴチカンは、同市の「再エネ100%地産地消」に向けた地域新電力会社「二本松電力(仮称)」の設立準備会社で、2018年9月に設立した。

 ゴチカンは、FITによる設備認定を申請するなど地域新電力会社の設立を下支えする。今年度中さらに2基の太陽光発電所(認定出力合計77kW)の建設を目指すほか、閉校した小学校などを活用した6カ所の太陽光発電所も計画している。

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