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丸紅、台湾最大の太陽光事業者を買収、水上型で実績

2020/02/27 19:48
工藤宗介=技術ライター
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Chenya Energyのホームページ
(出所:Chenya Energy)
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 丸紅は、台湾の太陽光発電開発事業者チェンヤ エナジー(Chenya Energy)を買収し100%子会社化する。2月27日、チェンヤ エナジーの既存株主である米I Squared Capitalと合意し、株式売買契約を締結したと発表した。買収金額は非公表。

 チェンヤ エナジーは、台湾で複数の太陽光発電事業の開発、建設、保守・運転を手掛けている。保有する太陽光発電所は合計出力約270MWで、台湾の再生可能エネルギー発電事業者のなかで最大規模になる。また、フロート式の水上設置型太陽光発電事業も手掛ける。

 丸紅は、チェンヤ エナジーの買収によって同社の太陽光発電所を取得するとともに、今後拡大が予想される水上太陽光発電事業の知見を獲得する。再エネ事業開発の基盤を強化し、台湾や他地域への展開を目指す。

 同社は、世界19カ国で持ち分容量12.5GW超の発電資産を保有・運営し、台湾では出力960MWの長生ガス焚き複合火力発電事業、出力600MWの新桃ガス焚き複合火力発電事業に出資参画している。今回の買収により、台湾での持ち分容量は合計950MW超となり、外資企業では最大規模となる。

 また、2018年9月には石炭火力発電事業および再エネ発電事業に関する取組方針を発表。石炭火力のネット発電容量を2018年度末の約3GW(発表時見通し)から2030年までに半減させるとともに、再エネ電源の比率をネット発電容量ベース約10%から2023年までに約20%に拡大することを目指している。

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