ニュース

パナソニック、テスラとの太陽光パネルの共同生産を解消

2020/02/27 20:29
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
米ニューヨーク州バッファロー工場
(出所:ソーラーシティー)
クリックすると拡大した画像が開きます

 パナソニックは、米テスラ(Tesla)との太陽光パネルの共同生産を解消する。テスラの米ニューヨーク州バッファロー工場(ギガファクトリー2)における太陽光パネルの生産を5月末に停止し、9月末には同工場から撤退する。2月26日に発表した。

 両社は、2016年12月に太陽光パネルの共同生産で協業し、パナソニックが同工場に2億5000万ドル以上を投資することで合意した。2017年から太陽光パネルを生産していた。

 今回の決定についてパナソニックは、太陽光事業のグローバルな合理化の一環と説明する。同社は今後、太陽光パネルの自社生産のほか、協業パートナーからの調達も進めていく。開発・生産体制の最適化で創出した成長リソースをもとにHEMS(住宅エネルギー管理システム)、太陽光パネル、蓄電池、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、電気自動車(EV)充電などを組み合わせたエネルギー関連事業を強化する。

 同工場の従業員に対しては、退職金の支払いとともに再就職を支援する。テスラは同工場での事業拡大に必要となる人員を確保するため可能な限り多くのパナソニック従業員を雇用する意向で、両社は従業員を対象とした就職説明会を開催する予定。また、パナソニックは、テスラへの転職を希望しない従業員向けに、他社の就職説明会も開催する。

 パナソニックは、テスラとは引き続き協業し、米ネバダ州リノにあるギガファクトリーでのEV用蓄電池の生産を継続する。また、米国におけるパナソニックブランドの太陽光パネルの販売も継続するとしている。

  • 記事ランキング