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黒田精工、「第三者所有」で工場に太陽光、SMFLみらいが提供

2020/03/03 19:27
工藤宗介=技術ライター
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SMFLグループが手掛けるメガソーラー
(出所:SMFL)
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 黒田精工は2月21日、再生可能エネルギー導入の第1弾として、同社の生産拠点に第三者所有モデルによる自家消費太陽光発電サービスを導入すると発表した。5月から発電を開始する予定。

 かずさアカデミア工場(千葉県君津市)の屋根スペース約3600m2にエネルギーサービス事業者であるSMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)が太陽光発電設備を設置し、発電した電力を購入して自家消費する契約を締結した。

 出力は552.8kWで、同工場の年間電気使用量の12%程度を賄い、同社全体のCO2排出量を3.4%削減できる見込み。発電した電力は全量自家消費し、逆潮流は行わない。

 太陽光パネルは中国ジンコソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製。SMFLみらいパートナーズは発電設備を所有し、20年間の保守・メンテナンスを行う。

 SMFLみらいパートナーズは、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)グループで太陽光の開発プロジェクトを主体的に担っている。SMFLグループは、様々なファイナンス手法で太陽光事業に取り組んでおり、実績は約1400サイトで合計出力約1000MW(1GW)に達し、全国で100件以上のアセット(資産)を保有している。

 黒田精工は、これまでも地球温暖化対策について積極的に取り組んでおり、高効率モーター向け金型技術の開発、社用車への燃料電池車の採用、遊休不動産のメガソーラー(大規模太陽光発電所)利用などを行ってきた。

 また、2019年12月に新たなCO2排出量削減計画を発表。国内拠点で排出するCO2を2018年度対比で2030年度までに29%、2050年度までに80%削減する目標を掲げている。今後、富津工場(千葉県富津市)への太陽光発電設備の導入も検討する。

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