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「太陽光+蓄電池」を遠隔制御、山口県と中国電が実証

2020/03/04 18:45
工藤宗介=技術ライター
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実証実験のイメージ
(出所:中国電力)
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 山口県と中国電力は、県有施設に設置している蓄電池設備の遠隔制御技術の実証実験を3月から開始する。地域の防災機能の向上や太陽光発電の有効活用などに取り組む。2月27日に発表した。

 実証実験では、山口県岩国総合庁舎と山口県立岩国高等学校の設備を使い、蓄電池を効率的に運用する技術を実証する。岩国総合庁舎には出力10kWの太陽光発電10kWと容量15kWhの蓄電池、岩国高等学校には10kWの太陽光発電と22kWhの蓄電池がある。

 中国電力の制御技術を用いて太陽光発電と蓄電池の運転状態を遠隔監視することで、設備の異常など、早期発見が可能になり、防災機能の維持につながる。

 さらに、平常時における蓄電池の充放電を制御することで、蓄電池の劣化軽減による長寿命化や、太陽光発電の活用促進と電力安定化の両立などの可能性を確認する。実証期間は2021年3月まで。

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