飯田市でEVバス実証、太陽光で充電し「エネ地産地消」実現

2020/03/10 13:04
工藤宗介=技術ライター
新たなモビリティの活用実証の概要
(出所:中部電力)
クリックすると拡大した画像が開きます

 長野県飯田市、信南交通(飯田市)、中部電力は2月14日、飯田市内の市民バス路線の一部にモーター駆動の「EVバス」を導入・運行し、EVバスの充電を活用したエネルギーマネジメントを実証すると発表した。期間は2022年3月31日まで。

 飯田市の中心市街地を走行する市民バス路線にEVバスを1台導入し、環境負荷低減効果や経済性、快適性を検証する。また、EVバスの運行予定を調整し、太陽光発電設備の発電時間帯に合わせて充電することで、エネルギーの地産地消を実現するとともに、再生可能エネルギーの電力系統への連系拡大を目指す。

 このほかにも、市民パスの利便性向上や需要創生、市街地などの活性化に向けた実証として、バスロケーションシステムやサイネージの活用、店舗を含むポイントシステムの導入などを検討する。

 飯田市と中部電力が締結した「地域循環共生圏構築による持続可能な地域づくりに向けた包括連携協定」に基づく取り組みとして、「地域循環共生圏構築による持続可能な地域づくりに向けた新たなモビリティの活用実証に係る基本協定」を同日締結した。