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東電HDとデンマーク大手電力、銚子沖・洋上風力で合弁会社

2020/03/19 16:30
工藤宗介=技術ライター
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銚子沖の洋上風力実証設備と風況観測タワー
(出所:東京電力HD)
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 東京電力ホールディングス(東電HD)とデンマークの大手電力会社Ørstedは3月18日、銚子沖の洋上風力プロジェクトの推進に向けた共同出資会社「銚子洋上ウインドファーム」を設立したと発表した。

 共同出資会社の資本金は1000万円、出資比率は東京電力HDが51%、Ørstedの100%子会社であるChoshi Orsted HoldCo合同会社が49%。本社は東京都千代田区に置く。

 両社は、2019年1月に洋上風力発電の協業に関する覚書を締結し、同プロジェクトの共同開発の枠組みや体制を構築してきた。今後、共同出資会社を通じて国による銚子市沖の促進区域指定後の公募占用計画の提出に向けて同プロジェクトの開発を進めていく。

 同プロジェクトは、銚子市の沖合約39km2に最大出力370MWの着床式風力発電設備を建設するもの。設置数は、単機出力5.2MW級の風車の場合で最大72基、同6MW級の場合で最大62基、同8MW級の場合で最大47基、同9.5MW級の場合で最大39基、同12MW級の場合で最大31基を想定する。2024年度の運用開始を目指す。

 東電HDは、これまで銚子沖に定格2.4MWの風力設備を設置し、2013年1月から2017年3月まで実証実験を行い、2019年1月から商業運転を開始していた。また、洋上ウインドファームの実現可能性を検証するため2018年11月から海底地盤調査を実施している。

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