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トリナ、「500W太陽光パネル」の量産ライン公表

2020/03/24 20:01
工藤宗介=技術ライター
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「Duomax V」両面受光型両面ガラスパネル
(出所:トリナ・ソーラー)
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 太陽光パネル大手の中国トリナ・ソーラーは、2月27日に発表した出力500W/枚以上の新型太陽光パネルについて、3月18日に大量生産向けパイロットラインを公表した。

 製品名は「Duomax V」および「Tallmax V」(Vシリーズ)となる。Vシリーズは、210mmセル(発電素子)を搭載し、変換効率21%を達成した。マルチバスバー技術のほか、3分1カット、ダメージレスセルカッティング技術、高密度実装技術を統合し、電圧、電流、熱負荷およびマイクロクラックという高出力パネルの潜在的リスクを排除したという。

 Duomax Vは両面受光型両面ガラスタイプ、Tallmax Vはバックシートタイプで、追尾式を含む既存の主流の太陽光発電システムにシームレスに接続できる。また、Duomax Vは、TUV Rheinland太陽光パネル・IECテストに合格し、IEC 61215およびIEC 61730 (太陽光パネル)の性能基準証明書を取得した。

 大量生産に向けて、高速ダメージレスセルカッティング技術、210mmセルマルチバスバー太陽光パネルの均一溶接、パネルの新自動配置方式、大量生産に対応できるラミネート溶接装置をパートナー企業と共同開発し、安定した生産を可能にしたという。同パイロットラインによって、年内に5.5GWへと容量を拡張するための基盤を築くとしている。

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