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プロロジス、食品宅配サービス向け倉庫に700kWの太陽光

2020/03/27 18:49
工藤宗介=技術ライター
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プロロジスパーク海老名2の完成イメージ
(出所:プロロジス)
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 物流拠点の開発などを手掛ける米ProLogisの日本法人プロロジス(東京都千代田区)は3月26日、神奈川県海老名市に、物流施設「プロロジスパーク海老名2」を着工したと発表した。

 食品宅配サービスのオイシックス・ラ・大地向け専用の施設で、2021年8月に竣工する予定。

 屋根上に出力約700kWの太陽光発電設備を設置する予定。太陽光パネルおよびパワーコンディショナー(PCS)のメーカーは非公表。また、発電した電力の使途(売電または自家消費)についても明らかにしていない。

 地上4階建てRC造(一部S造)で、計画延床面積は約3万8000m2。オイシックス・ラ・大地が運営する宅配サービスブランド「Oisix」の専用施設として、冷蔵倉庫を備えた物流施設として開発する。全国の契約農家から入荷した野菜や生鮮食品を集約し、地域別の出荷準備のための拠点とする。

 当初から冷蔵倉庫として開発することで、入居企業の負担を軽減する。冷凍・冷蔵倉庫は、賃貸型では汎用性を重視しドライ(常温)倉庫をベースに冷蔵設備を導入する手法が一般的で、入居企業のコスト負担や工期の増加につながるという課題があった。

 このほかにも、入居企業のBCP(事業継続計画)をサポートするために緊急地震速報を導入し、緊急時の荷物搬出口として3階と4階にマシンハッチを設置する。また、近隣への配慮の一環として住宅が立地する敷地東側には防音壁を設置する。

 開発予定地は「圏央厚木IC」から約1.9km、「海老名IC」から約3.3km、2020年度上半期には約6kmの地点に東名高速道路「(仮称)綾瀬スマートIC」が開通予定と、関東全域のほか西日本方面や都心部にもアクセスしやすい好立地となる。

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