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ビッグサイトに舗装型太陽光、早水電機とソーラーフロンティア

2020/04/02 18:35
工藤宗介=技術ライター
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東京ビッグサイトに設置した舗装型太陽光パネル
(出所:早水電機工業)
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夜間の発光時の様子
(出所:ソーラーフロンティア)
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メッセージの点灯表示
(出所:ソーラーフロンティア)
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振動発電
(出所:東京都)
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 早水電機工業(神戸市)とソーラーフロンティア(東京都港区)は3月30日、舗装型太陽光パネルを東京ビッグサイトに設置し、3月26日から利用し始めた。東京都が実施する「再生可能エネルギー見える化モデル事業」の一環で、2021年3月31日まで設置される予定。

 昼間に発電した電気を蓄電し、夜間に利用することで床面にメッセージを点灯表示する。ソーラーフロンティア製CIS太陽光パネルと早水電機工業の導光板技術を組み合わせ、視認性の高い発光型の歩道設備を実現した。

 太陽光パネルは12枚分で長さ約16.5m×幅0.9m。出力は1.2kW、年間の発電量は約750kWhを見込んでいる。隣接して設置した蓄電池収納ボックスには発電量やCO2削減量を表示する。床面のガラスには滑り止め加工を施し、安全に歩行できる。

 早水電機工業とソーラーフロンティアは、これまでも太陽光パネルによる電力を蓄電し、夜間の照明に利用できるソーラー街路灯の設置などを共同で行っている。舗装型太陽光パネル技術での両社の取り組みは初めてとなる。

 東京都の同事業では、舗装型太陽光パネルのほかにも振動発電の床を東京ビックサイトに設置した。歩行者が移動の際に発生する振動で発電し、マット端のLEDを点灯させたり、スマートフォンアプリ「LINE」へ情報を発信する仕組み(関連記事:「路面で太陽光発電」、NIPPOが2022年までに実用化)。

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