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つがる市に国内最大の風力発電所、GPIが稼働

2020/04/08 21:47
工藤宗介=技術ライター
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ウィンドファームつがる
(出所:鹿島建設)
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ウィンドファームつがるの位置図
(出所:鹿島建設)
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 グリーンパワーインベストメント(GPI、東京都港区)のグループ会社グリーンパワーつがる合同会社(青森県つがる市)は、青森県つがる市に国内最大規模になる総出力121.6MWの風力発電所「ウィンドファームつがる」を建設し、4月1日から商業運転を開始した。

 つがる市の屏風山周辺地域に1基あたり定格出力3.2MWの米ゼネラルエレクトリック(GE)製風力発電設備を38基設置した。ブレード(羽根)の長さは50m,タワーの高さは98m(31基)と85m(7基)。発電設備の輸送、据え付け、建設などの工事は鹿島建設が請け負った。

 一般家庭約9万世帯分に相当する電力を供給し、年間約18万tのCO2削減効果を見込んでいる。発電した電力は、鶴田町にある東北電力北津軽変電所を経て東北電力へ全量売電する。固定価格買取制度(FIT)の売電単価は22円/kWh。

 2013年に制定された「農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律(農山漁村再生可能エネルギー法)」に基づき、農地の一部を転用し、発電所に利用した。事業用地の大半がこうして農地転用したエリアとなる。

 総事業費は約500億円で、そのうちの融資部分はプロジェクトファイナンスを組成した。融資期間18年を含む長期間にわたる運営保守はGPIおよび関連会社が行う。

 GPIは、これまで高知県大月町に2件の風力発電所(合計44MW)、千葉県富津市に太陽光発電所(42.2MW)、島根県浜田市に太陽光発電所(13.6MW)を運営管理している。

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