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住林がRE100加盟、「卒FIT」太陽光やバイオマス発電に参画

2020/04/09 22:12
工藤宗介=技術ライター
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「住友林業鹿島ソーラー発電所」
(出所:日経BP)
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 住友林業は3月31日、事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%で賄うことを目指す国際的イニシアティブ「RE100」に加盟したと発表した。2040年までに自社グループの事業活動で使用する電力を100%再エネに転換することを目指す。

 同社は、2019年11月から木造注文住宅「住友林業の家」オーナーを対象に、固定価格買取制度(FIT)の期間が終了した「卒FIT」住宅用太陽光の余剰電力買取サービスおよび電力供給の代理販売「スミリンでんき」を展開している。

 RE100の達成に向けて、国内では「スミリンでんき」を同社事務所や展示場などで有効活用するとともに、発電事業における燃料の再エネ100%を目指す。また、国外では、それぞれの国のエネルギー政策や制度を活用し、最適な再エネ導入を目指すとしている。

 同社の再エネ関連事業では、「スミリンでんき」のほか、バイオマス発電やバイオマス発電用燃料製造などを手掛けている。国内では、稼働中4カ所、建設中1カ所の木質バイオマス発電所に出資参画している。バイオマス発電を手掛けるレノバにも出資している。

 また、2013年11月には住友林業グループの住友林業クレスト・鹿島工場の隣接地に、木製架台を採用した出力876kWの「住友林業鹿島ソーラー発電所」を稼働した(関連記事:木製架台を使った住友林業の太陽光発電所)。

 国際的な環境NGO(非政府組織)であるCDPから最高評価「気候変動Aリスト」企業に4年連続で選定された。また、温室効果ガス排出量の長期削減目標として掲げた「2030年までにスコープ1およびスコープ2を2017年比21%削減、スコープ3を同16%削減」が、SBT(科学的根拠に基づく温室効果ガス排出削減目標)として認定された。

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