ニュース

エネテクが「キクラゲ」、太陽光搭載ハウスで栽培も

2020/04/10 21:28
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
キクラゲ栽培の様子
(出所:エネテク)
クリックすると拡大した画像が開きます
キクラゲ栽培の様子
(出所:エネテク)
クリックすると拡大した画像が開きます

 電気設備工事のエネテク(愛知県小牧市)は、岐阜県東白川村と協業し、「キクラゲ」の栽培・販売を開始したと発表した。ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)に向く栽培作物として着目し、社内に専門部署として営農事業部を立ち上げた。

 キクラゲは、食物繊維やビタミンDなどの栄養価が高く、健康や美容に関心を持つ女性を中心に人気が高まっている。また、国内市場は中国産などの輸入が9割以上という状況から、安全で栄養価の高い国産キクラゲの栽培・販売は参入する意義があると判断した。

 東白川村は、同社が太陽光発電所を建設したことが縁で、これまで友好的な関係を継続してきた。2019年から農業用ガラスハウスを借り受け、キクラゲ栽培用の設備や加工場を設置。同年12月から村内で試験的に道の駅で販売を開始した。

 同社は現在、太陽光パネルを搭載した農業用ハウスの開発を進めており、今年度中にキクラゲ栽培用ハウスの拡張を目指す。また、キクラゲの栽培・加工・出荷作業は、他の農作物に比べて軽作業で高齢者や女性でも安全に従事できることから、事業拡大によって村内の雇用拡大する効果もある。

 将来的には、東白川村での取り組みをモデルケースとして、他の自治体とも協業していく計画。太陽光パネル搭載ハウスとキクラゲ栽培をパッケージで展開することなどを検討する。

  • 記事ランキング