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JR東など、品川開発プロジェクトで再エネ導入、エネマネ会社設立

2020/04/10 22:25
工藤宗介=技術ライター
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品川開発プロジェクトにおける環境・エネルギー技術の導入概要
(出所:JR東日本、JEBL、東京ガスの共同リリース)
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えきまちエナジークリエイトの取り組み概要
(出所:JR東日本、JEBL、東京ガスの共同リリース)
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 JR東日本と同社100%子会社のジェイアール東日本ビルディング(JEBL、東京都渋谷区)、東京ガスは4月7日、品川駅周辺の開発プロジェクトにおけるエネルギー供給・管理を目的とした新会社を設立したと発表した。

 会社名は「えきまちエナジークリエイト」で、品川駅北周辺地区の都市計画「品川開発プロジェクト」のエネルギー関係の運営を担う。

 品川開発プロジェクトは、3月に開業した高輪ゲートウェイ駅を中心とした再開発計画。第1期は「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに4つの街区を開発し、2024年度のまちびらきを予定している。

 4街区の構成は、住宅・教育施設が延床約14万9000m2、文化創造施設が約3万1000m2、オフィス・商業施設が約21万1000m2、ホテル・コンベンション・カンファレンス施設が約46万m2となる。

 新会社では、同プロジェクトにおける先進的な環境・エネルギー技術の導入に取り組む。1MW級のコージェネレーション(熱電併給)システムを2基導入するほか、太陽光発電や太陽熱、風力発電、食品廃棄物を活用したバイオガスシステムなどの再生可能エネルギーのほか、燃料電池や熱供給設備を集約した地域冷暖房施設、下水熱・地中熱との温度差を利用した空調など、省エネ型のシステムも検討する。

 このほかにも、電力系統の多重化や自立・分散型エネルギーネットワークを構築。需給一体のエネルギー管理により、まち全体の省エネ・省CO2を実現する。東京ガスの持つ熱供給事業やエネルギー管理のノウハウを活用する。資本金は4.95億円。出資比率はJR東日本が70%、JEBLが15%、東京ガスが15%。

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