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長崎大学と西海市、「海洋再エネ」で連携・協力

2020/04/22 12:50
工藤宗介=技術ライター
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協定締結式の様子
(出所:長崎大学)
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 長崎大学海洋未来イノベーション機構と長崎県西海市は3月30日、海洋エネルギー関連分野における連携・協力に関する協定を締結した。海洋再生可能エネルギー実証フィールドである江島周辺海域を中心に、海洋再生可能エネルギーと水産業の共生モデル研究などに取り組む。

 協定書では、海洋再生可能エネルギーと共生する漁業協調、海洋再生可能エネルギーと共生する地域振興、その他目的を達成するために必要な事項について連携・協力すると定めた。水産業の振興と地域経済の活性化を推進し、持続可能な社会づくり、地域での雇用創出、地方創生に寄与することを目的とする。

 海洋再生可能エネルギーには、風力発電や潮流発電などを想定する。同海域でこれらの再エネ発電を実施した場合における、周辺環境および漁業への影響を調査する。協定期間は2021年3月31日までで、その後は1年ごとに更新する。

 西海市の江島・平島沖は、内閣府が2014年7月に潮流発電の海洋再生可能エネルギー実証フィールドに選定した。また、風速7.0m/sを上回る風況の良さなどから大規模風力発電の適地として同市がゾーニング計画を策定、2020年3月には市民・事業者・行政が連携して推進するために「西海市再生可能エネルギー活用計画」を改定した。

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