ニュース

「太陽光+EVカーシェア」、都内マンションに導入

2020/04/23 20:49
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
soleco EV shareのシステムイメージ
クリックすると拡大した画像が開きます
soleco EV shareの事業スキーム
クリックすると拡大した画像が開きます
今回導入する電気自動車「テスラ/モデル3」
(出所:三菱地所レジデンス、メックecoライフ、つなぐネットコミュニケーションズの共同リリース)
クリックすると拡大した画像が開きます

 三菱地所レジデンス(東京都千代田区)とつなぐネットコミュニケーションズ(東京都千代田区)は4月22日、太陽光発電の電力を電気自動車(EV)の充電に活用するカーシェアリングサービス「soleco EV share(ソレッコイーヴイシェア)」を開発したと発表した。

 第1弾として、新築分譲マンション「経堂5丁目プロジェクト」(総戸数91戸、2021年12月竣工予定)、「川崎市宮前区宮崎3丁目プロジェクト」(総戸数123戸、2022年2月竣工予定)に、マンション専用のEV「テスラ/モデル3」を各1台ずつ導入する。マンション入居者は、スマートフォンアプリ上で会員登録から予約、利用、決済までの全てを処理できる。

 三菱地所レジデンスの100%子会社であるメックecoライフが開発し、つなぐネットコミュニケーションズが運営する太陽光発電と高圧一括受電を組み合わせた電力供給システム「soleco(ソレッコ)」と、九州電力のEVカーシェアリングサービス「weev(ウィーブ)」を連動させた。

 三菱地所レジデンスは、solecoとともにEVカーシェアリングのための充電設備を設置する。共用部電灯の電気系統にEV充電設備を接続し、共用部と充電設備で太陽光発電電力を共用する。九州電力は、敷地内の駐車場にEVを設置し、メンテナンスを含めた運営を担当する。

 つなぐネットコミュニケーションズは、マンションISPサービスとともに「マンションICTプラットフォーム(PF)」をコンセプトとした居住者向け各種アプリケーションサービスを提供する。その一環として、将来的にはマンション組合支援サービス「Mcloud」からカーシェアリングのオンライン予約や課金管理の提供を検討していく。

 サービス利用料金は、時間料金が15分200円から24時間パック8000円まで、距離料金が1kmあたり5円。月額費用はかからない。また、管理組合の負担は、駐車場の無償提供と充電費用のみになる。今後、soleco EV shareをマンションの新たな付加価値の一つとして、首都圏を中心により多くのプロジェクトへの導入を目指す。

  • 記事ランキング