経済産業省は4月24日、調達価格等算定委員会を書面で開催し、250kW以上の事業用太陽光発電を対象に実施される入札制度(第6回、2020年度上期)の受付開始時期を、当初予定していた5月1日(締め切り5月15日)から延期するとした。
延期後の新たな受付開始の時期については明示せず、「5月末をめどに再度、調達価格等算定委員会を開催して検討する」とした。その際の検討の前提として、「当初の予定どおり2020年度の太陽光発電設備の入札を2回実施することを基本としつつ、必要に応じて入札実施回数の変更やこれに伴う募集容量の変更を含む柔軟な対応を検討する」とした。
2020年度における太陽光入札の当初計画では、上期(第6回)の事業計画の受付締切日を5月15日、下期(第7回)の事業計画・受付締切日を9月4日に設定し、募集容量はそれぞれ750MW(合計1500MW)としていた。