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日本気象協会、卒FIT住宅太陽光の「余剰分」も予測

2020/04/28 14:15
工藤宗介=技術ライター
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卒FIT世帯の余剰電力予測サービスの全体イメージ
(出所:日本気象協会)
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 一般財団法人・日本気象協会は、固定価格買取制度(FIT)の満了した「卒FIT」住宅太陽光を対象とした「余剰電力予測サービス」を拡充し、4月22日から「電力需要予測」と「余剰電力予測」の提供を開始した。余剰電力買取事業者の調達や販売計画の策定に活用できる。

 「卒FIT」世帯の余剰電力予測サービスは、独自の気象モデルによる高精度な日射量・太陽光発電出力予測サービス「SYNFOS-solar」の技術を活用し、一般家庭の屋根に設置された太陽光パネルや電力需要に関する予測条件を設定することで、一般家庭の需要特性や地域特性を考慮した予測情報を提供する。

 第1弾として2019年11月から「太陽光発電出力予測」(平均的な家庭1棟あたりまたは出力1kWあたりの太陽光発電出力)を提供する。今回、電力需要予測(平均的な家庭1棟あたりの電力需要量)、余剰電力予測(平均的な家庭1棟あたりの余剰電力量)を追加した。

 電力エリアまたは都道府県単位で、30分ごと1日48回、最大78時間先まで予測する。予測情報はインターネット回線を通じて配信する。ファイル形式はXML形式。平均的な家庭1棟あたり、または太陽光発電設備の出力1kWあたりの予測情報として提供することで、予測対象規模(買取件数)が増減した場合でも顧客側で設定を変更できる。

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