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トリナの量産型高効率パネル、500W超と第3者機関が評価

2020/04/30 05:20
工藤宗介=技術ライター
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テュフ ラインランドによるVertexモジュール試験結果
(出所:トリナ・ソーラー)
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 太陽光パネル大手の中国トリナ・ソーラーは4月27日、同社の高出力太陽光パネル「Vertex(バーテックス)モジュール」が、第三者認証機関の独テュフ ラインランドの試験により515.8Wまでの発電能力があると評価されたと発表した。

 「Vertexモジュール」は、210mmサイズのシリコンウエハー、マルチバスバー、セル(発電素子)の3分の1カット技術、ダメージレスカッティング技術、高密度実装技術などの技術を統合した太陽光パネル製品。3月から大量生産パイロットラインを稼働し、最初の受注に対する出荷を開始した。

 テュフ ラインランドによる太陽光パネルのIEC試験に合格し、性能評価規格IEC 61215と安全性規格IEC 61730の両方の性能基準証明書を取得している。

 同社によると、産業チェーンの開発と改善、特にガラス供給能力の向上により、既存の5列設計に別のセル列を追加することで出力600Wを超える可能性がある。さらに、PERC(裏面不動態式)セル技術と変換効率24%の組み合わせ、モジュール設計の最適化、荷重容量、下流の設備の改善などで更なる出力向上が見込まれるという。

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