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北電、メガソーラー私募ファンドに出資、道内3案件

2020/05/04 00:12
金子憲治=日経BP総合研究所 クリーンテックラボ
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「岩見沢太陽光発電所」
(出所:大和証券グループ)
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 北海道電力は4月30日、「北海道メガソーラー私募ファンド」に出資すると公表した。同ファンドは、大和証券グループの大和エナジー・インフラが組成したもので、北海道岩見沢市と釧路市で運転中の3サイトの太陽光発電所を投資対象とする。

 北海道電力が主要な出資者として参画するほか、北洋銀行が主要なレンダーとしてファイナンスを提供する。
 
 同ファンドは、「エネルギー及びファイナンスの地産地消」をコンセプトに、大和エナジーが北海道内の企業に出資を呼びかけた。事業会社には主に発電所の運営面でのサポート、金融機関には主にファイナンス面でのサポートも想定した。

 国内に太陽光発電所を有する分散型ポートフォリオのファンドは多いが、特定地域に限定したポートフォリオは珍しいという。北電は、地域の電力会社として同ファンドに出資するとともに、地域の再エネ電源として安定的に運用することを目指す。

 「北海道メガソーラー私募ファンド」の資金調達の規模は41 億円。岩見沢市にある「岩見沢太陽光発電所」(出力約9MW)、釧路市にある「釧路益浦太陽光発電所」(約2MW)と「釧路望洋太陽光発電所」(約1MW)で、合計出力は12MWとなる。

 最大規模になる「岩見沢太陽光発電所」は、2016年2月に売電を開始した。日揮プラントイノベーションをメインコントラクターに太陽光パネルは韓国LGエレクトロニクス製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した(関連記事:「木製の杭」を採用した岩見沢のメガソーラー)。

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