トリナ、インドで500W両面受光パネルを105MW受注

2020/05/07 21:20
工藤宗介=技術ライター
両面受光型の高出力パネル105MWを受注した
(出所:トリナ・ソーラー)
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 太陽光パネル大手の中国トリナ・ソーラーは4月30日、インドの大手再生可能エネルギー事業者SunSource Energyとの間で、出力500W/枚を超える高出力太陽光パネルの供給契約を締結したと発表した。

 製品名は「Vertex(バーテックス)モジュール」で、インドにおける同製品の100MWを超える最初の契約になる。

 インドの複数州にまたがる太陽光発電プロジェクトに対して、両面受光型パネル105MWを受注した。2020年第4四半期に出荷を始める予定。同社によると、インド市場はコスト効率への要求が高く、製品性能やBOSコスト、LCOE(均等化発電原価)への関心が高いことから、継続的に高出力パネルの大きな需要が見込まれるという。
 
 同製品は、受光面領域が広く出力電流が高くなる直径210mmのシリコンウエハー、高効率の単結晶シリコンタイプのPERC(裏面不動態式)セル(発電素子)、内部抵抗損失を抑えるマルチバスバー、セルの3分の1カット技術、ダメージレスカッティング技術、高密度実装技術などの技術を採用。片面発電型と両面受光型両面ガラスモジュールの2タイプがあり、3月から大量生産パイロットラインが稼働した。

 最大変換出力は21%。出力は独の第三者認証機関により515.8W/枚までの発電能力があると評価された。また、両面受光型パネルを中国北東部の地上設置型メガソーラー(大規模太陽光発電所)に使用し、従来型410W/枚のパネルと比較してBOSコストが6~8%、LCOEが3~4%減少した。