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ガーナでマイクログリッド事業、太陽光+蓄電池で電力供給

2020/05/08 17:35
工藤宗介=技術ライター
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 INDETAIL(札幌市)は、ガーナでマイクログリッド事業に参入する。太陽光パネルと蓄電池を用いて、教育機関や教会などの5施設に電力系統から独立した再生可能エネルギー電力を供給する実証事業を今秋から開始する予定。

 同社は、ブロックチェーン技術を用いた新規事業の創出に取り組んでいる。ガーナのマイクログリッド事業では、2019年12月に設立した独子会社を通じて、ブロックチェーン技術を用いて発電、売電、消費状況、課金などの情報を管理するシステムを構築する。

 マイクログリッドを導入した施設は、太陽光発電で電力を自給自足し、余剰分はエリア内の電力が不足する施設に売電する。1エリア内の発電量は100kWh程度を見込む。将来的には、人工知能(AI)が需要に応じた売電価格をリアルタイムで算出するシステムの構築・導入を目指す。

 実証事業にあたり、サハラ以南の35カ国で100の専門学校を運営するサレジオ修道会(Salesians of Don Bosco)、独ボーフム専門大学(Bochum University of Applied Sciences)、マイクログリッド事業を手掛ける独ベンチャー企業のGreen Power Brainsと連携する。

 同社はTISとともに、再エネとブロックチェーン技術を組み合わせた実証事業として、北海道厚沢部町で太陽光発電を用いて地域住民向けEVバス(電動バス)を運行する「ISOU PROJECT」を2019年8月に実施した。また、北海道電力と連携して充電スタンドの普及などを目指す「RISO ENERGY PROJECT」を推進している。

北海道厚沢部町で実施したISOU PROJECTの概要
(出所:TIS)
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