ニュース

高輪ゲートウェイ駅、AGCの「太陽光発電ガラス」採用

2020/05/12 23:58
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
ホーム屋根部に設置されたサンジュール
(出所:AGC)
クリックすると拡大した画像が開きます
駅構内窓に設置されたサンジュール
(出所:AGC)
クリックすると拡大した画像が開きます

 AGCは5月8日、同社の太陽光発電ガラス「サンジュール」がJR東日本の新駅・高輪ゲートウェイ駅に採用されたと発表した。発電した電気は自家消費し、駅構内で使用される電力の一部を賄う。同駅は、今年3月14日に東京都港区に開業した

 「サンジュール」は、合わせガラスの間に太陽電池セル(発電素子)を封入し、採光性と発電機能を併せ持った建材一体型太陽光発電パネル。高輪ゲートウェイ駅では、東京方面行きホーム屋根部に43.8kW、駅構内の壁面ガラスに1.1kW分を施工した。

 JR東日本では、再生可能エネルギーなどの環境保全技術を駅設備に導入する「エコステ」施策を推進している。また、同駅は「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、最新の駅サービス設備の導入や実証実験を進めている。

 「サンジュール」は、ならはスカイアリーナ(福島県楢葉町)、藤沢市新庁舎(神奈川県藤沢市)、小野薬品工業東京ビル(東京都中央区)、キリンビール横浜工場(横浜市)、ロイヤルメルボルン工科大学(オーストラリア)、松尾建設本社ビル(佐賀市)、農大アカデミアセンター(東京都世田谷区)などで施工実績がある。

 また、AGC鹿島工場本事務所棟(茨城県神栖市)では、屋根置き太陽光と合わせて東面カーテンウォール部に採用することで、ZEB(ネットゼロ・エネルギー・ビル)の基準を達成した。

  • 記事ランキング