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北海道当別町でバイオマス発電、地域に熱供給

下川町で製造した木質ペレットをガス化

2020/05/13 23:54
工藤宗介=技術ライター
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バイオマス発電所の完成予想図
(出所:北海道電力)
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 北海道電力は4月30日、同社が出資する北海道バイオマスエネルギー(北海道下川町)が北海道当別町に出力約1MWのバイオマス発電所を建設すると発表した。5月に着工し、2021年6月ごろに運転開始する予定。
 
 北海道内で調達した未利用間伐材を、北海道バイオマスエネルギーが所有する下川町のペレット製造工場でペレットに加工する。この木質ペレットを熱分解(ガス化)により水素と一酸化炭素などの可燃性ガスを取り出す。このガスを燃料にガスエンジン発電機を稼働する。出力は997kW、発熱量は6GJ/h(kW換算で1560kW)。

 発電した電気は、固定価格買取制度(FIT)を利用して北海道電力ネットワーク(札幌市)に売電し、排熱は地域に供給する。売電単価は40円/kWh。また、安価な熱供給による企業誘致を行うなど、地域活性化に向けた検討を進めていく。

 北海道バイオマスエネルギーは、三井物産が80%、北海道電力が20%を出資する。今回の当別町のバイオマス熱電併給プラントは、下川町に続く2カ所目の事業となる。

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