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東京メトロ、新たに2駅に太陽光、サステナビリティボンドで

2020/05/16 12:05
工藤宗介=技術ライター
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地上駅に太陽光を設置する
(出所:東京地下鉄)
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新型車両「丸ノ内線2000系」
(出所:東京地下鉄)
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ホームドアを整備する
(出所:東京地下鉄)
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 東京地下鉄(東京メトロ)は5月13日、同社初となる「サステナビリティボンド」を6月に発行すると発表した。調達した資金は「東京メトロプラン2021」で掲げる施策のうち、地上駅への太陽光発電設備の設置、新型車両の導入、ホームドアの整備など、環境問題・社会課題の双方の解決に資する施策に充当する計画。

 具体的には、2020年度に丸ノ内線四ツ谷駅、2021年度に千代田線北綾瀬駅に太陽光発電設備を設置する計画。四ツ谷駅は出力164kWで、年間発電量は15万8360kWhの見込み。北綾瀬駅は、出力32.49kWで年間発電量は3万875kWhを見込んでいる。

 東京メトロでは、2012年3月の南行徳駅を皮切りに、これまでに妙典駅、浦安駅、西葛西駅、葛西駅、原木中山駅、行徳駅、南千住駅、西船橋駅の合計9駅に太陽光発電システムを導入・稼働している。2019年度の合計年間発電量は109万4415kWhになる(関連記事:屋根上太陽光の電力を駅構内で利用、1MWに達した「東西線ソーラー発電所」)。

 このほかにも、従来車両(丸ノ内線02系)と比較して電力消費量を約27%削減した新型車両「丸ノ内線2000系」を、2023年度までに全52編成を導入する予定。また、2025年度末までにホームドアを全駅に整備する予定。2020年3月末時点の整備率は76%になる。

 今回発行する「サステナビリティボンド」の名称は「東京地下鉄株式会社第41回社債(一般担保付)」。発行総額は100億円、年限は10年間の予定。主幹事はみずほ証券、SMBC日興証券、大和証券。

 サステナビリティボンドの発行にあたり、国際資本市場協会(ICMA)のサステナビリティボンド・ガイドラインが定める「調達資金の使途」「プロジェクトの評価と選定プロセス」「調達資金の管理」「レポーティング」などの方針を記載したサステナビリティボンド・フレームワークを策定し、格付投資情報センター(R&I)から第三者評価(セカンドオピニオン)を取得した。

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