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ベルギー沖で219MWの洋上風力稼働、1基9.5MW、住商出資

2020/05/18 17:20
工藤宗介=技術ライター
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Northwester 2洋上風力発電所
(出所:住友商事)
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 住友商事は、ベルギーの洋上風力発電開発事業者であるParkwindと共同で、ベルギー沖に総出力219MWの洋上風力発電所「Northwester 2洋上風力発電所」を開発し、5月12日から商業運転を開始した。

 ベルギー沖約52km、水深約40mの北海海域に、デンマークMHI Vestas製の出力9.5MW風車を23基設置した。世界最大級の量産型風車で全高は約190m。事業期間は25年間で、約21万世帯相当の電力を供給する。出資比率は、Parkwindが70%、住友商事が30%。

 住友商事は、日本、欧州、米国、南アフリカ、中国で風力発電事業に携わっており、洋上風力はベルギーで3案件、英国で2案件、フランスで2案件の開発・運営を行っている。Northwester 2では、各国で培った知見・ノウハウを活用し、Parkwindと共同で安全な運営と、安定した電力を供給していくとしている。

 欧州では、洋上風力発電は再生可能エネルギーのなかでは安定した電力供給が可能で、広大な設備空間を確保しやすい、景観・騒音問題への影響が比較的軽微といった利点から、環境負荷の低い発電方法として更なる普及が期待されている。また、発電効率向上のため風車の大型化が進んでいるという。

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