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旭化成、水力を改修、100億円のグリーンボンドで

2020/05/21 22:05
工藤宗介=技術ライター
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五ヶ瀬川発電所
(出所:旭化成)
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 旭化成は5月11日、同社が所有する水力発電所の改修工事において、公募形式によるグリーンボンド(無担保普通社債)を発行すると発表した。発行額は100億円、発行年限は5年間、発行時期は6月以降の予定。

 対象事業は、宮崎県西臼杵郡にある「五ヶ瀬川発電所」と、熊本県山都町にある「馬見原発電所」の改修工事。五ヶ瀬川発電所は、設備更新後の最大出力は14.5MWで、CO2排出削減量は年間約3万tを見込む。完工予定は2021年10月の予定。

 馬見原発電所は、更新後の最大出力は5MWで、CO2排出削減量は年間約8000tを見込む。完工予定は2022年10月を予定する。

 主幹事証券会社は野村證券、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券。グリーンボンド・ストラクチャリング・エージェントは野村證券が担当する。発行にあたり、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンドガイドラインが定める要素に関する方針を記載した「旭化成グリーン・ボンド・フレームワーク」を策定した。

 適合性評価は、国際資本市場協会(ICMA)による「グリーンボンド原則2018」および環境省「グリーンボンドガイドライン2020年度版」に適合することを、第三者機関Sustainalyticsからセカンドパーティ・オピニオンを取得した。第三者評価の取得に対し、環境省の「平成31年度グリーンボンド発行促進体制整備支援事業」の補助金交付対象となった。

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