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みんな電力、太陽光・診断サービス、期待発電量と比較

2020/05/21 22:17
工藤宗介=技術ライター
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地図上で他の発電所と比較
(出所:みんな電力)
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 みんな電力(東京都世田谷区)は5月20日、三井物産と協業し、太陽光発電設備の能力診断・点検・売電を行うことで収益性を向上させるリパワリングサービス「顔の見える発電所」の提供を開始したと発表した。2022年度中に2000カ所への太陽光発電所への導入を目指す。

 みんな電力に売電することで、三井物産が提供する太陽光発電所向け診断サービス「Oh My Solar!」の全機能を無料で利用できるようになる。毎月の発電量を入力することで、気象衛星データから算出された期待発電量との差分を把握したり、全国発電所との発電量を比較したりできる。

 診断結果が期待発電量を下回る場合は、定期点検や補修工事、コンサルティングなどを提案する。「日常的なメンテナンスに負担を感じる」「売電損失が気になる」「現在のメンテナンスサービスを見直したい」といったニーズに向けて、発電所の収益性を向上させる複数メニューを準備した。高圧・特別高圧太陽光設備にも対応する。

 メンテナンス費用は要見積もり(太陽光パネル容量や遠隔地の場合の交通費などで変動)。参考価格は、低圧標準メニュー例(月1回の定期モニタリング、年1回の点検・測定、年2~3回の除草)では年額15万円からとなる。

 このほかにも、固定価格買取制度(FIT)による売電を継続しながら、みんな電力に「顔の見える電力」として売電することも可能。「顔の見える電力」は、ブロックチェーンを活用して、発電者とユーザーをつなぐ独自のP2P電力トラッキングシステム「ENECTION2.0」を用いて、需要家に直接売電できる。

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