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産業用途も想定した「水中ドローン」、全方位に移動可

2020/05/27 15:27
工藤宗介=技術ライター
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FIFISH V6s
(出所:ジュンテクノサービス)
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 ジュンテクノサービス(埼玉県川越市)は5月7日、中国QYSEA Technologyが開発した産業用(軽工業)で使用可能な無人潜水機(UUV、水中ドローン)の新機種「FIFISH V6s」の販売を開始した。販売価格は、100mケーブル基本セットが36万円(税別)から。

 FIFISHシリーズは、ティアドロップ(涙滴)型の継ぎ目のない本体デザインを採用した水中ドローン。360度の全方位に移動できる推進制御システムと、6基のスラスター(推進システム)を搭載する。従来の7~8基のスラスター搭載機種と比べて、蓄電池交換を必要とせず最大40%の稼働エネルギーを節約できる。VRゴーグルを用いて、頭を上下左右に動かすだけで直感的に操作できる。

 V6sは、視野角166度のプロ仕様広角カメラを採用した。有効画素数は1200万画素で、ISO6400の高感度撮影や、4K UHD解像度の30fps撮影、1080P FHD解像度の120fps撮影などに対応する。蓄電池容量は156Whで、通常8時間、最低で4時間の動作が可能という。

 また、拡張用アタッチメントとしてロボットアームを取り付けられる。このほかにも、オプションパーツにLEDライトマウント、スクリュープロテクター、ショベル、フィッシングネットなどを別途発売する予定。本体寸法は383×331×143mm、重さは4.1kg。

 ジュンテクノサービスは、本業の電気設備工事に加えて、ドローン関連事業として各種ドローン製品の正規代理店、ドローン操縦者養成スクール、ドローンを活用した調査・点検、空撮・水中撮影映像コンテンツ制作などを手掛ける。水中ドローンの活用シーンとしては、水上メガソーラーの点検業務なども想定しており、今後検証作業を進めていく。

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